2009年9月8日火曜日

変形性膝関節症

09年9月8日(火)午後10時
 一昨日はあすなろ会の鍼の勉強会をした。最近まで、鍼の効果が最も分かり易いギックリ腰の治療の学習に力を入れていた。そろそろ次のことをと思っていたら、最近私の治療室で、相ついで変形性膝関節症の人の痛みを取るのがうまくいって喜ばれたので、この治療を皆でしっかり学ぶことにした。
 この変形性膝関節症は、中年以後の人の膝の痛みの内で、多くの人がこれにかかっていると言っても言い過ぎではないといえるほど、多く見られる症状で、しかも鍼の効き目が何よりも分りやすいものである。
 この膝の変形というのは、主に骨の変形を問題にしていることが多い。また事実骨の変形が起っているのであるが、膝の痛みの多くは、骨の周りの軟部組織と
言われる、筋や関節の嚢やその他の物が炎症を起こして腫れていて、痛みや正座ができないなどの症状を起こしていることが多い。だから、鍼でその腫れを引かせたり、水を引かせたり、しこりをほぐしたりすれば、かなりの症状の改善が期待できるのである。
 これからも、折りに触れて、このことをこれをお読みの皆様にお分りいただけるように、時々この変形性膝関節症のことを書いて行きたい。

oushi@s6.kcn-tv.ne.jp

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