2010年2月21日日曜日

幸せ

 10年2月21日日(日)午後5時
 昨日、一組の夫婦の来客があった。
 その旦那の話に、良いな・幸せだなと思うことがあった。
  これから後はその旦那の話である。
 最近私の所に電話がありました。それは、結婚のお祝いの品を送ったことに対
してのお礼の電話でした。そしてお礼の後に、どんなに結婚生活を自分は望んで
いたかということと、そして実際にその結婚生活をしてみたことがどんなに楽し
くどんなに素晴らしいかを、生活の具体的なことも交えながら、とくとくと語り
続けられました。初めの内は良かったなと思えたのですが、余りにもひとりよが
りな話とその繰り返しの言葉に少しこちらの気持ちもさめてしまい、困ったなと
思いながらも役目上しかたなくそれを聞き続けている内に、
 「ま~ぁ、良いことを話したくて電話をされたんだからいいか」と私は、一時
は嫌になりましたが、後では嫌になるのを通り越して、この人は本当に幸せにな
れて良かったなと思いなおすことにしました、ということであった。
 この話を、昨日は用件が一段落した時のお茶を飲みながら私たち夫婦は聞い
た。
 そして今日、朝飯の後のお茶を飲みながら、私と家内は、昨日お客から聞いた上
の結婚した人の話をした。
 家内が言った。
 「幸せだから、その人の幸せを喜ぶことができる」
 私はそれを聞いて「名言」だなと思った。
 その話の彼は、私も家内も知っている人である。その人は、科学的な知識等、
我々よりも優れている。しかし、彼は一般的なことではやや純粋過ぎる感じの
話もしすぎることがある。しかし、それだけに私たちは、彼が幸せだ、幸せだと
何度もとくとくと語ることを聞いて、大人げないと笑うよりも、素直に「良かっ
たな」と心から喜びたいと思えたことはありがたかった。それは、私たちの幸せ
が証明された感じがしたからではあるまいか?
やはり、奥さんの「幸せだから、その人の幸せを喜ぶことができる」というのは名
言であろう。

oushi@s6.kcn-tv.ne.jp

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