2012年10月14日日曜日

関節運動学的アプローチ

皆さん、こんばんはオウシです。
メールを使ってブログにアップしようとして、草稿箱に入れたままになっていた
物が見つかったのでアップします。
書いたのは、今月の五日です。

昨日、「膝が悪い」という訴えで、患者さんが一人来院された。
暫く前からの人だが、膝の痛みが取れたので最近は週二回の膝を治すための鍼治
療から
週一回の治療の
健康を保つための鍼に切り替えて通院なさっている方である。
そして「最近、左の膝の後ろ側が痛くて正座できないので、再び管理から、治療
に切り替えたい」と話された。
それで膝を診せてもらうと少し前側も腫れている。
次に四つん這いから正座の姿勢になるためにお尻をおろして行くと、膝を直角の
半分ぐらいしか、膝の裏側が何か物がツッカエテ、痛みもあり曲がらないと言わ
れる。
(正座できない)。
それで、今度は、腹這いになってもらって膝の裏を診せてもらうと、ふわっと腫
れている。そこで、いよいよ鍼である。
まず、体の調子を整えて直りが早くなるために、お、腹と、自律神経調整のため
に両側の手足に行う。

次に、膝の腫れを取るために、下側の腰椎の悪い側に行う。
最後に腹這いで膝の裏側の柔らかな腫れを取る。

この鍼を続ければ、まだ新しいものなので、正座できるようになるはずである。

しかしそれでは普通で面白味が少ないので、
「関節運動学的アプローチ」をすることにした。
さて、それが終わってから正座をしてもらってみると正座ができた。
しかし、そこで私はこれで良くなってしまった訳ではなくて、一時楽になっただ
けで、また腫れて、また取れてん繰り返しながらはりで炎症を治せば良くなって
しまうと、患者さんに説明した。
次回から、計画的歩行とこの関節運動学的アプローチとを補助的に行いながら、膝の治療を鍼で行い
ながら、患者さんに鍼を理解してもらえるとおもうとありがたくて、ありがたく
て、楽しみで、楽しみでしょうがない!