2008年4月29日火曜日

メールマガジン

08年4月29日(火)午後9時
 昨日、メールが、携帯に届いた。漢字の違いを音声で区別ができなかった一昨
年までは、携帯のメールは使っていなかった私であるが、それが昨年から、漢字
の入力の時に、その候補を音声で読み上げてくれるようになったので、携帯を使
うようになった。私は廊下と呼んでいるが、室内での歩く練習の時、携帯でメー
ルの処理をしたり、している。
 さて、昨日メールが届いた話に戻ろう。人吉市の人からであった。人吉には、
ある学習会のことで、何回も出かけて、その思い出が多いところであるが、その
学習会の会場を世話してくれた人が、今回、メールをくれた人である。
 その中身は、私のブログを読んでいるという物であった。そして、なんとその
人も脳の病にかかり、片麻痺を経験している人である。だから、私の書いている
ブログの内容をはっきり理解しながら読んでくれているようである。例えばこ
んな1文があった「患側で仕事ができた時は、本当に嬉しいですよね」
このように、最近、「読んでいるよ」と言ってくれる人が、少し増えて来ている
ようで、本当にありがたい。
 どうだろうか、このブログの形式を、メールマガジンのように、メールで出し
た方がもっと読む方は便利なのだろうか。

2008年4月27日日曜日

オルトキー

08年4月27日(日)午後0時
 今、散歩から帰ってきた。やがて5月になる外は、爽やかな風がそよいでいた。
さて今日も私の体の快復の話である。
 昨日、パソコンをやっていて、オルトキーを人差し指で押してみて、まがりな
りにもキーを働かすことができて、大変ありがたかった。そして今日は、それを
実際に、パソコンの操作の一環として用いることにした。前にも少し書いたが、
視覚に障害のある私は、パソコンの操作にマウスが普通には使えない。そこで
キーボードにあるおよそ100もあるキーを使って作業をするのであるが、その
なかでもこのオルトキーは大変使用頻度の高いキーである。
 例えば、この文章を書き終わった時も、文書の保存、そしてその文書の移動等、
その度にメニューを開くのであるが、このメニューを開くためのショートカット
キーとしてこのオルトキーを使うのである。
 この、キーを押すために人差し指を使う時にも、腕の強張りが最も大きな妨げ
としてはたらいている。そこを乗り越えてやらなくてはいけないのだが、面白い
事の一つは三角筋など腕の筋が指を使う時にも、腕を持ち上げる様に働いて、腕
の緊張を減らすので、直接の関係は無くとも、腕の最も上部にある三角筋と指が
関連していることである。
 

2008年4月24日木曜日

キーボード

08年4月23日(木)午後7時
  視力のない私は、パソコンの操作は、マウスの代わりに全てをキーボードで
行う。それでどうしても両方の手の指が同時に使えることが必要である。例えば、
オルトキーを押しながら、エンターキーを押すなどである。
 脳の出血後、左の手足の訓練をしてきた私は、ずっと退院後、右手だけで操作
をしてきた。先に挙げた例のように、簡単な物は右手だけで行い、文字など
の入力になると、良い方の手だけで使えるソフトを買って使ってきた。しかし、
何とももどかしい操作なので、何時かは両方の手で操作できるようになりたいと
思っている。そこで今日は、初めて、左の人差し指でオルトキーを押しながら、
右の手でカーソル移動キーを使って、ファイルを閉じることができた。
 これは、良い訓練になりそうでありがたい。

2008年4月23日水曜日

物をテーブルに置く3

08年4月22日(水)午後9時30分
 先月は、仕事が、以前の8割の量まで快復した。そのうち自分が受け持つのは
4割である。
そのためもあって、もう少し手の訓練をする必要を感じて、昨日から、円筒形の
物を持って、少し上に上げて次はそれをテーブルに置くことをしている。
 ここまでは、今月の二日の記事である。それから湯呑みをテーブルに置くこと
を、幾度となくみた。機能は反則で成功した。つまり、テーブルに置こうとする
と、手の指が湯呑みにからみつき、離れないので、湯呑みを向こうへ少し勢いを
つけて押しやってみた。見事反則成功だった。
 先ほどまたやってみた。本当は練習として10回やりたい気持ちもあるが、ち
ょっとフラッとやってみた。見事りっぱにできた。湯呑みはゆユラユラとはした
が、倒れずにテーブルに落ち着いた。湯呑みの水平になろうとする弱い力も、左
の指で感じることができた。
 

2008年4月20日日曜日

物をテーブルに置く

08年4月20日(日)午後11時
 物をテーブルに置くことは以前にも書いた。あれから練習をして、洗面所でも、
テーブルでも、お茶や水が入った湯呑みやコップを持ってみて(正しくは持たせ
てみて)飲んで見ることにしている。半分以上は飲めるが、最後は傾ける角度が
大きいので、腕のこわばりのために、それはできない。もっとも、そのこわばり
を乗り越えて動かすとこわばりが減ることは、既に歩く運動で下肢により経験済
みであるのでそこを何とかやらなくてはいけないが、今のところできていない。
しかし最近、仰臥位での手を空に向かって挙げる運動が軽くできるようになるな
ど、良い兆しは見えているので、さらに手のあるいは腕の訓練に励みたい。その
一環という訳ではないが試したくなったために、湯呑みをこれを書くちょっと前
に、テーブルに置いてみた。みごと大失敗で、湯呑みはテーブルの上にころがっ
た。握った指が湯呑みから離れなかったのが原因である。腕で湯呑みを持って、
つまり腕にそして指にも、ある程度力を入れて湯呑みをテーブルに置くという作
業をしていて、そのために、力が健康な人よりも入ってしまい、指が動かせなく
なっていたのであった。今後は、このこわばりを、どのように退治するのかが問
題である。
http://oushi-izumi.blogspot.com/

08年4月20日(日)午後4時
 最近、ハムでまた楽しむようになった。昨日、Wさんと話しができた。夕食が
終って、少しゆっくりしようとマイクを握った。彼は、ハム仲間の集まりで、よく
声をかけてくれる、優しい心の持ち主である。今日もバイクに乗っていて、私
の呼びかけに答えてくれた。私のアンテナは、台風で壊れてから、屋根には挙げ
ることをしないまま、2階のベランダの柱に、2段のGpをくくりつけている。そ
れで波があまり飛ばないので、心配しながらのオンエアーである。そこでWさん
に聞いてみるとメリットファイブで届いていると言う。
  このメリットファイブとは、全く明瞭に聞こえていると言う意味であるので、
安心した。
 彼は、ハーレーダビッドソンのバイクに乗って楽しんでいるが、私はそれを聞
いて、再び、馬に乗りに行きたくなった。
「FKBさん(私のこと)春風が気持ちいいよ」
これを言われて私は、あの阿蘇で馬に乗って走った時の風を思い出した。
「馬に乗りたい」
私がいうと、「モンゴルだろう」と彼が言う。私はそれを聞いて、阿蘇とモンゴル
の馬に乗った事を思い出した。
私は思った。
「よし、更に訓練を頑張って、今年の秋か来年の春には、乗馬に行こう。」

2008年4月17日木曜日

訓練の道具

08年4月17日(木)午前11時30分
 今湯呑みを持った事を書いたが、それで気づいて、毎日使っている手の訓練の
ための瓶をもう少し大きな物に変えても良いのではないかと考えた。
 それで、その瓶を探した。
 するとお茶の入っていた瓶があったので、家の者がそれを持ってきた。握って
みると、前のよりも直径が少し大きくて訓練のステップアップには丁度良い。そ
れで、これに使い終わった電池を入れておもりにして訓練の道具のできあがりと
した。次の訓練からはこれを使おう。
 

湯呑み

08年4月17日(木)午前11時
 今、お茶を飲んだ。最近、手の訓練でコップよりもやや細い瓶を持って、訓練
をしているので、湯飲みを持ってみたくなった。お茶が入っているので慎重に右
手から左手に湯呑みを持ち替えた。ここまでは以前にもやったことがあった。今
度は、いよいよそれを口の傍まで持って行き、手前に傾ける作業をしなければな
らない。まず、上に上げるのはなんなくできた。次に手前に傾けるのが、腕の強
バリを感じながらゆっくり行わなければならなかった。それでも、数回繰り返し
て茶をほとんど飲むことができた。しかしさすがに、最後の湯呑みの底を持ち上
げるような動作は辞めることにした。それでも、湯呑みでお茶を飲めるとは、大
変ありがたく嬉しい。

2008年4月13日日曜日

熊本44総会

08年4月13日(日)午後10時
 今総会から帰ってきた。熊本44総会である。この熊本44とは、ハムのクラ
ブの名前である。
2年ぶりに参加した。相変わらず、暖かく、和やかな雰囲気の総会であった。
 自分で動けない私は、いつものように、周りの人の世話で、ビールを飲ん
だり、お手洗いに行ったり、なに不自由なく約2時間、楽しく過ごすことがで
きた。
本当にありがたい。

2008年4月2日水曜日

物をテーブルに置く。

08年4月2日(水)午前9時
 先月は、仕事が、以前の8割の量まで快復した。そのうち自分が受け持つのは
4割である。
そのためもあって、もう少し手の訓練をする必要を感じて、昨日から、円筒形の
物を持って、少し上に上げて次はそれをテーブルに置くことをしている。
まず、それを持つのが患側の手だけではできない。指の開きが悪くて、その物を
押しやってしまう。それで初めは健側の手で持っていて、患側の左手で持つと、
なんとかできる。
 次にそれを持ち上げる。これはなんなくできる。そして今度はそれをテーブル
に置く。これはやや難しい。そして最後に手をそれから離す。これも難しく、右
手で物を持っていなければできない。総て、力がないのではなくて、こわばりが
じゃまをするためである。