2010年1月30日土曜日

今度の人

   送別会
 明日は、近くのお店で、私の家の仕事を手伝ってくれた人の送別会をするつも
りである。
 これは少し前に書いた文の出だしである。
私の治療院を離れていく人のことである。
 今回は来月から仕事を職員として手伝ってくれる人のことを書きたい。本人に
了解をいただいていないので、仮名にしたい。朝野さんがその仮名である。
 朝野さんは、私の所に一昨年3ヶ月研修に来て、昨年も2回目の研修に来た。
 昨年のことであったが、研修に来ていた彼女が私に言った。
 「私もここで働かせてください」
 私は答えた。
 「北山先生(仮名)が辞める来年の春までは、家には私が病み上がりのために
給料を一人分しか払えない。それで来年の春からなら家に来てもらってもいいで
す。」
 「母と相談してお答えします」と彼女
 翌日の彼女の答えはこうであった。
 「来年の春までは研修生としてここに伺って、来春からは職員として手伝わせ
ていただいてもいいと母が申しました」
 その、来年の春が来た。北山先生は辞めた後自宅で開業するのだが、準備のた
めに、2ヶ月早く辞めたいということだったので、今月末で辞めることになり、
朝野さんが2月からくることになった。
 朝野さんは明るくて人なつこい。家には彼女の自宅から30分ぐらいかかって
歩いてくる。早く仕事を覚えたら開業したいと言う。そんな気持ちを持っている
彼女はやる気いっぱいである。
 彼女は3年ぐらいすると、おそらくいろんな手伝いができるだろう。

oushi@s6.kcn-tv.ne.jp

2010年1月23日土曜日

送別会

   送別会
 2010年1月23日(土)午後10時
 明日は近くのお店で、私の家で仕事を手伝ってくれた人の送別会をするつも
りである。
 ありがたいことに、鍼の学校の先生がその学校の行事ではなかったのに、私の
治療室に受け持ちの生徒さんを見学に連れて来ていただいたことから、この送別会の話は始まる。
  この送別会の彼女に対するその時の私の第一印象は、センスがよい、しかし
おとなし過ぎる女性ということであった。
 しかし我慢強い彼女は次第に仕事を覚えていった。現在はどんな仕事も引
き受けてくれる、家では大切な働き手である。おとなしい彼女はいろいろと苦労し
て仕事を覚えたのであるが、最も大変だったのは私の3ヶ月に及ぶ入院の時の治
療室の留守番ではなかったろうか。
 それにも負けずに彼女はそれを見事に乗り切った。その中でも私が助かった
のは、彼女が私の病室を訪ねてくれたことであった。仕事が好きで、その話
をするのが私の元気の種になると思い、彼女はほとんど毎週のように来てくれ
て、治療室の患者さんの話をしてくれた。
 後は、一人で仕事を始める彼女が、確実な歩みを続けることを祈るばかりであ
る。

oushi@s6.kcn-tv.ne.jp

2010年1月19日火曜日

携帯電話

 2010年1月19日(火)午後10時
 手を相手のお腹に乗せて鍼をすることを先日書いた。その時間と人が次第に増
えている。あと数ヶ月もすると、お腹に普通に手を置いて鍼の治療ができるようになりそう
である。
 さて、今日は珍しく「クローズアップ現代」という番組のテレビをつけて鍼治療をした。話は一昨日に溯る。
 それは、一昨日出かける寸前に起きた。ボチャンボチャンと2度、水に物
が落ちる音がした。お手洗いの中で私は要を足し終わって立ち上がろうとした時
であった。
 慌てて手を水に入れた。携帯電話と自宅の電話の子機とであった。
それを取り上げて廊下で先ずしっかり振った。半分以上諦めてはいるのだが、気
持ちとしては振って水を飛ばしてみたい。私だって汚いとは思うことは思った。
しかし、数百CCのあの液体は、約10Lの水で流されている。汚いのは気持ちだけだろうとチラッと考えて、気にしないことにしてしまった。しかし、一番気になったのは、またこの携帯は使えるかな、やはりだめかなということであった。
 暫く振っているとちょっとはそれはしゃべった。私は勢いついて再びしっかり
携帯を振った。また何も言わなくなった。私は諦めた。そしてでかける準備を終
えて玄関に下りた。するとまた携帯がしゃべった。私は家人に携帯を暖かな物の
上に乗せるように頼んだ。
 外出から帰って携帯を見たが、何にも言わない。
 もう水に落としたのは3度目である。
 私は家人に敗北を認めて、4万円払うから、後は家から払うように頼んだ。家
人はあきれてしまってあまり怒らなかった。この携帯が働かないと、予定をこな
すことができず、手足の訓練もできなくて私が困ることを知っている家人は携帯
の店に行ってくれた。
 私はガッカリしていたが、店から帰ってきた家人から携帯を受け取り触ってみ
た。そしたらなんと、テレビが入る。私はそれを知ってとたんに元気になった。
 それからは、お手洗いに行くときも、手の訓練をする時もテレビを利用するよ
うになった。また落としてはいけないので、今度は頚からかけるストラップを買
ってきてもらって、安心して楽しんでいる。

 
oushi@s6.kcn-tv.ne.jp

2010年1月16日土曜日

支援会8

 2010年1月16日日(土)午後8時

支援会のことを時々書いているが、今回も通信ができたので、それを貼り付けて
みたい。
この通信に出て来る名前は、掲載の許可をもらっていないので、仮名にしている。

  あすなろ通信第22号(1001)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすること
により、あすなろ支援会会員相互の動きや鍼や健康に関することを皆様に知って
いただく事により、会員間の一体感を高め、会の発展を期すために発行いたして
おります。
 このような意味で皆様には連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら
会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします

あすなろ支援会事務局
住所 〒862-0941
   熊本市出水8丁目19-24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096-371-1234

あすなろ支援会ホームページアドレス
http://asunaro-hari.jpn.org/


 明けましておめでとうございます。
 さて今月は、入会者紹介、本会監事の後任見つかる、役員会開催、会員情報、
健康一口メモ、今月の言葉をお届けいたします。どうか最後までお読み下さいま
すように。

   ・入会者について
 今月は思いがけなくも、幾人もの方を紹介できることを喜びたいと思います。
 豊岡文雄さん:平成21年12月21日入会
 有名な旅行会社を退職された後、80余歳の悠々自適な生活をなさっている方で
す。いつもお話しするたびに冷静で余裕のある態度、そして言動に驚いておりま
す。きっと本会に色々な助言をいただけるのではないかと今から楽しみにいたし
ております。
 才河隆田さん:平成22年1月3日入会
 「叔父さんのブログを時々読んでいて、自分も応援したいと少し前から思って
いたが、そのことを伝えそびれていたものの、今度の正月はゆっくりしたいと別
の予定を入れずにいて、ビールを飲みながら話せる時を持つことができて、支援
会への入会の意志を伝えることができて良かった」ということであった。
 20代のIC系のエンジニアとして有名な会社に勤めている彼は、今大分市に住ん
でいます。その彼の能力を支援会にいつか使える日が来るかも知れないと思うと
今から楽しみです。
 中村隆さん:平成22年1月5日入会
 優しいドライバーさんです。また独特の金銭感覚をお持ちなので、それがいつ
か支援会のために役立つことを楽しみにしています。

   ・本会監事後任者見つかる
 川田事務局長がお願いをしたところ、監事の後任に小川先生から内諾を頂きま
した。
 今年度の総会で正式に決定されますので、今度の役員会では仮監査をしていた
だき、総会で正式に承認を頂きたいと考えております。

   ・役員会開催について
 来月2月に役員会を開催して総会の準備をしたいと思っています。
 この役員会で総会開催が決定され、皆様にお便りでお知らせします。

   ・会員情報
 本会の鳥飼美奈子さんはお琴のご趣味をお持ちです。そしてそのお琴の演奏を
なさるときのお名前が「あすなろ」とおっしゃることを先日聞きました。本会が
あすなろ支援会、そして鳥井さんのお琴の名前があすなろとは大変興味深いこと
だなあと思い、ここに紹介いたしました。

 今月の会員情報はこれで終わりです。皆様で、会員の皆様の情報をお持ちの方
は事務局までお知らせ下さい。

   ・健康一口メモ
 2009年3月から掲載を致しておりますララ先生の健康に関する記事を今月も先
生のご厚意で転載いたします。

   ララ先生の健康レシピ
 はり施術師のララ先生が実際に体験した健康に関するレポートをお届けします。
本田鍼治療院 TEL096ー369ー6892

2010年1月10日 (日)
  ☆腹をへこませる
お正月に『食っちゃ寝』の生活をやってしまって、ポッコリお腹になっていませ
んか?
この原因は、
□脂肪の蓄積
□腹筋の衰え
の二つです。
ララも腹筋にはちょっと自信がありません。
体重のわりに、お腹周りがあるようで気になっています。
そこで、腹をへこませる運動『ドローイン』をやっています。
腹筋というと、腹部前面にある腹直筋を思い浮かべますが、この『ドローイン』
で鍛えるのはお腹の脇にある腹横筋です。
腹横筋は、内臓を包んでいる腹腔をコルセットのように脇からしめて、胴体を支
える役割をしている筋肉です。
この筋肉を鍛えると腰痛の予防にもなりますよ。
さて、その『ドローイン』の方法ですが、難しいことではありません。
呼吸を止めずに、お腹をへこませるだけです。
ちょっときつめのズボンをはくときに、お腹をへこませる感じをイメージしてく
ださい。
これを、お腹をへこましたまま、30秒くらい続けます。
慣れてきたら、さらに時間を延ばすと効果的です。
1ヶ月ほど続ければはっきりとした効果が得られます、と聞いていますが、腹囲
は測っていないのでわかりませんが、確かにしまってきたような気はしてます。
さらに、有酸素運動と組み合わせればカロリー消費量が増大し、脂肪の減少にも
つながります。
ウォーキングをしながら、ぜひこのドローインをやってみてくださいね。

 この健康一口メモの内容ですが、どうか「こんな記事を載せて欲しい」「こん
な質問があるけど」など、私、才田までお寄せ下さい。電話096ー371ー1234

   ・今月の言葉
       今月の言葉担当 早田勝たし
平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させて頂いている早田と申します。
熊本市在住、43歳の自営業者です。
私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで
紹介させて頂く「言葉」が、皆様の毎日・日常に少しでもプラスになればと思い
書き進めてまいりますので、よろしくお願い致します。

  今月の言葉(2009年11月)
「一日生きることは、一歩進むことでありたい。」
 1949年(昭和24年)、日本人として初めてノーベル賞を受賞した故湯川秀樹博
士の言葉です。
 湯川博士は物理学者であり、原子核・素粒子物理学の発展に大きな功績を挙げ
られた方であり、その一方で、その理論を基にした「核兵器」の廃絶を訴える平
和運動にも積極的に携われた方でもあります。
 私がこの言葉を耳にしたのは10年くらい前だと思います。どのような経緯で知
ったのか、残念ながら思い出せません(TVか、新聞、ひょっとしたら書籍かもし
れません)…。
 しかし簡潔でありながら、その含蓄の深さ、行間に込められた「生きること」
への強い想いに、私の人生訓として常に念頭にある言葉の一つです。
 一人ひとりの「一歩」の目標(内容)は当然それぞれ違うと思いますが、一日
一歩進むことができれば1年では365歩になります。そう考えると5年後、10年後
はどれだけ「進む」ことができるでしょうか? もし実行できたら、間違いなく
その人の人生は大きく変わることになると思います。
 1949年(昭和24年)といえば、丁度60年前、日本が第二次世界大戦でアメリカを
中心とした連合国に敗れ、占領下にあった時代です(偶然にも才田先生がお生ま
れになった年でもあります)。
 当時自信を失っていた日本国民に、湯川博士のノーベル賞受賞は大きな力を与
えた、希望を与えたそうです。

 それではあすなろ通信の今月号はこれで終わります。
 皆様これから季節はまだまだ厳しい寒さに向かいます。しかし早や来月は、暖
かさの春の前に明るくなる光の春の兆しがあらわれます。
 それまでお互いに身体をいといつつ日々を精一杯ではなくて少しずつ、少しず
つがんばり続けましょう。

oushi@s6.kcn-tv.ne.jp

2010年1月11日月曜日

手をお腹に乗せることができた

 2010年1月11日午後10時
最近は次第に仕事が増えてきてありがたい。
その中で、また少し私の手の回復を見ることが昨日あった。
それは、腰の筋肉痛の人の鍼をしている時だった。腰の筋肉の痛みを取るために、
その方はお腹の鍼が必要だった。
元来、お腹の鍼をする場合には、左右の手を患者さんのお腹に乗せて行う。しか
し腕の力が弱い私は、最近麻痺していた側の肘をベッドについて手をお腹に
乗せていた。しかし、ふと思って肘をベッドに着かないで、患者さんのお腹に掌
を乗せてみた。少し辛くはあったが、何とか10分ぐらい手をお腹に乗せ続ける
ことができた。

2010年1月3日日曜日

正月の入会者

正月の入会
 2010年1月3日午後10時
 昨日書いたブログがメールでパソコンに届いていた。
昨日は両親の家の廊下で歩く練習をした。そして今日、久しぶりに店に行ってみ
たら、買い物をする時一つの売り場での短い時間ではあったが、立って待つこと
ができてありがたかった。
以下は、昨日届いていた、両親の家で書いた物を貼り付けた物である。
今年の正月は全国的にやや荒れ模様だったものの、ここ両親の家では家
族そろって穏やかな数日を過ごすことができた。
中でもありがたかったのは、甥が支援会に入って応援したいと言ってくれたこと
だった。
その甥が言うには、このブログを時々読んでいて、自分も応援したいと少し前か
ら思っていたが、そのことを伝えそびれていたものの、今度の正月はゆっくりし
たいと別の予定を入れずにいて、ビールを飲みながら話せる時を持つことができ
て、支援会への入会の意志を伝えることができたということであった。


http://oushi-izumi.blogspot.com/