今回も、あすなろ鍼支援会のあすなろ支援会通信の2011年9月号を貼り付け
ます。
あすなろ通信第42号(1109)
あすなろ支援会会長 才田 覚
この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすること
により、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを会員
の皆様にご理解いただきお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体
感を高めて本会を発展させること、この二つの目的で発行いたしております。
このような意味で皆様には連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら
会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。
あすなろ支援会事務局
住所 〒862-0941
熊本市出水8丁目19-24
才田鍼専門治療院気付
あすなろ支援会事務局
電話 096-371-1234
あすなろ支援会ホームページアドレス
http://asunaro-hari.jpn.org/
さて今月の通信は、事務局から、会員情報、健康一口メモ、今月の言葉をお届
けいたします。どうか最後までお読み下さいますように。
・事務局から
1.事務局について
本会事務局をあすなろ鍼治療院水前寺に移す時期は着実に近間って来ておりま
す。
上記あすなろ鍼治療院は事務員さんも見つかり、やがて会の事務も出来るよう
になる見込みとなりました。まだこの治療院が赤字なので事務員さんも8月から
週1回の出勤となっております。どうか皆さん支援会の会員獲得に、そしてあす
なろ鍼治療院水前寺の繁栄を応援してください。
2.あすなろ鍼治療院水前寺の広告費を支援会で補助していただきました。ここ
に記して会員と役員の皆様とに御礼を申し上げます。
3.東北地方への義援金を今度も支援会の名前で送っています。前にも書きまし
たがあすなろ鍼学習会の講義のテキスト代の一部をこれにあてています。送る作
業はお助けウーマンの太田好子さんにしていただいています。この義援金の活動
は支援会としては今月9月まで4回行うことにいたしました。あすなろはり学習会
(仮名)の受講者の皆様に感謝いたします。
・会員情報
岩永圭子さん
今回は岩永圭子さんについて取り上げさせていただきました。
岩永さんも鍼の効き目を分かっていてくださる方で、以前から会員としてこの会
の運営に知恵を貸していただいておりましたが、今回最近開院しました「あすな
ろ鍼治療院ー水前寺ー」の事務を手伝っていただくことになりました。
今はまだ「あすなろ鍼治療院ー水前寺ー」が赤字なので、岩永さんには週1回治
療院に来ていただいています。
最近岩永さんとよく話題にしていることは、この治療院を繁栄させて私と岩永
さんとの給料が次第に出せるようにしようということです。
現在岩永さんにやっていただいている最も重要な作業は、上記治療院が市の指
定番号を取る(国民保険の患者さんへの補助金が熊本市から受けられる)ための
書類作成です。
岩永さんについては、感動したら運転中もハンドルから手を離して手を叩くな
どもっと面白くて恐い話もありますが、またいつか折をみて紹介いたします。
・健康一口メモ
2009年3月から掲載を致しておりますララ先生の健康に関する記事を先生のご
厚意で転載いたします。
ララ先生の健康レシピ
はり師のララ先生が実際に体験した健康に関するレポートをお届けします。
この健康レシピのブログアドレス
http://lulla3722.blog.bbiq.jp/
インターネットをなさっていらっしゃる会員の皆様は、どうぞブログを上のア
ドレスから直接ご覧下さい。
舌のむくみについて
今回は、「舌のむくみ」について書きたいと思います。
実は、先月末に、歯が舌に当たって痛くなりました。
しかも、舌の先を噛んでしまいました。
舌が、どうも邪魔になる感じがして、何かしゃべりにくくもなりました。
それで、歯医者さんへ行ったところ、
「舌が太くなったような感じがしないかな?」
と聞かれました。
そして、
「たぶん、舌がむくんでいるんじゃないかな」
とのこと。
その時は、
「えっ、それって何?」
と思いましたが、後ほどネットで調べたところ、
「なるほど。そのとおりだわ」
舌がむくむなんて、初耳でした。
びっくりしました。
でも、別に珍しいことではないそうです。
原因は、身体の他の部分のむくみと同様に、処理しきれない水分のせいです。
内臓に問題があるとか、塩分の摂りすぎとか、アルコールの摂りすぎとか。
また、冷え性の人に多いそうです。
ララの場合は、冷え性ですし、血行障害のせいみたいです。
対処法としては、塩分控えめ、アルコールは少なめに(ララは飲みませんが)、冷
たい食べ物や飲み物は避けるとか、あとは適度な運動をして、疲れているなら疲
労回復に努めること。
「むくみ」も、健康のバロメーターなんですね。
「舌のむくみ」については、初めて知りましたのでアップしてみました。
覚えのある方は、上に書いた方法をちょっと心がけてみてくださいね。
この健康一口メモの内容ですが、「どうかこんな記事を載せて欲しい」「こん
な質問があるけど」など、私、才田までお寄せ下さい。
電話096ー371ー1234
・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田勇
平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。
熊本市在住、40代の営業マンです。
私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここ
で紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思
い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。
今月の言葉:22(2011年09月)
どんな生き方をしても
人間には必ず苦節が一、二度むこうからやってくる。
そんな時、酒は友となる。
これは伊集院静(いじゅういん しずか:男性、1950年生れ【現在61歳】、
作家・作詞家)氏の言葉です。
伊集院氏の「大人の流儀」という「春」、「夏」、「秋」、「冬」の4章からな
る自叙伝的エッセイ集の「夏」の章のサブタイトルです。
この4章は四季それぞれに伊集院氏自身の「春」=少年期、「夏」=青年期、
「秋」=中年期、「冬」=熟年期、の想いが綴られています。
「飲む・打つ・買う」の3拍子揃った、昨今には珍しい初老の「豪傑」作家の少
々?乱暴とも言える言葉の数々は、有無を言わせぬ迫力を持っています。どのペ
ージを開いても、まさに氏独自の「大人の流儀」が語られていて、読んでいて実
に爽快且つ痛快です。
しかし私が驚いたのは、著者:伊集院氏が、昭和60年(1985年)に27歳
の若さで急逝した女優:夏目雅子さん(急性骨髄性白血病を発症後、僅か9ヶ月
で逝去されました)のご主人だったことです。私の見識の浅はかさが恥ずかしい
限りですが、当時、伊集院氏は35歳だったそうです…。
「夏」(=青年期)の章のサブタイトルとして上記の言葉が綴られていたのは、
伊集院氏が若かりし頃の自身の破天荒な生き様・武勇伝を記したのではなく、最
愛の妻を亡くし、その悲しみと痛みからなかなか立ち直れなかったとき、一番の
友は「酒」だったという、「大人」の男の本音を包み隠さず吐露したものだった
のです…。
伊集院氏は、妻:夏目雅子さんの死から「25年間は彼女のことについて自らの
想いを書かない、コメントもしない。」と決意され、実際にその誓いを守られま
した。今回の著書「大人の流儀」は今年:2011年の出版であり、妻:夏目雅
子さんの逝去から26年目に当たります。
氏は妻:夏目雅子さんとの死別を「大切な人を失ってしまったとき。」、「とて
つもない悲しみに包まれたとき。」と表現し、「親しい方を亡くされて戸惑って
いる方は多いでしょう。私の経験では、時間が解決してくれます。」と述べた後、
自身は冒頭の言葉の通り「酒」を友とすることで「眠れない夜もどうにか横にな
れた…。」と語っています。そしてそれが「大人の流儀」であると…。
愛する人や親しい人との死別の経験は、幸いにして私にはまだありません。
そんな私に伊集院氏の悲しみ、痛み、絶望感、虚無感など、分かるはずもありま
せんが、私も仕事やプライベートで自分なりに「悩み、苦しんだとき」、独りで
酒場へ足を運んだ経験があります…。その時の私の姿は、他人から見れば「酒に
逃げている」と映ったかもしれません。しかしその時、私は確かに「酒」に救わ
れ、まさに「酒」が「友」となっていたことを思い出します…(私のお酒の席で
の失態はこの際、置いておくことにして…)。
夏目雅子さんのご冥福をお祈りするとともに、伊集院氏の「大人の流儀」に心底
から敬意を表します。
(文責:坂田)
これであすなろ通信の今月号は全て終わります。
季節は廻って初秋の風が吹き始める頃となりました。やがて来る秋たけなわの
好季節を皆様と共に楽しみたいと思います。
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