私の生甲斐でもあり、生涯のテーマでもある鍼の普及のための会の通信を今日
は貼り付けてみたい。
あすなろ通信第20号(0911)
あすなろ支援会会長 才田 覚
このあすなろ通信はあすなろ支援会会員相互の動きを知ることにより会員相互
の一体感を高め、会の発展を期すために発行いたしております。
このような意味で会員の皆様は連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございまし
たら会の事務局までお寄せ下さいますようお願いいたします
あすなろ支援会事務局
住所 〒862-0941
熊本市出水8丁目19-24 才田鍼専門治療院気付け
電話096-371-1234
あすなろ支援会ホームページアドレス
http://asunaro-hari.jpn.org/
初冬の候。皆様お元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて今月は役員会開催について、本会ホームページの内容、健康一口メモ、今
月の言葉などをお伝えいたします。どうか最後までお読み下さいますように。
尚、表記の通り、今月からは会員の坂田勇さんに「今月の言葉」と題して面白
く意味のある言葉を紹介していただくことになりました。皆様どうぞご期待下さ
い。
・役員会開催について
先月役員会を開催すべく、ミニイベントのための下見や打ち合わせをしており
ましたが、その打ち合わせが難航し、役員会の開催までこぎ着けることができな
くて、とうとう今月の開催になりました。
役員会ではミニイベントについて、監事の選任について、会則改正について、
今月の言葉の扱いについて等を協議する予定です。
・本会ホームページの内容について
前回は、あすなろ会のメンバーの治療院をホームページに掲載しておりますが、
その治療院のことを紹介しました。その時には入力中で入っていませんでしたが、
健康一口メモでおなじみのララ先生の治療院の紹介がまだになっています。いず
れまた機会をとらえて紹介いたしたいと思います。
ということでホームページ紹介のシリーズはこれで一旦終わりたいと思います。
しかし今後も時々はこの通信で変わった所を掲載する予定です。
・ホームページの今後について
ホームページの今後について少し書いてみます。
来春の総会までには一応ホームページを完成させ、それからは必要なことを加
えたりいらない所を削ったりする必要がありますのでそれをホームページ管理委
員会という組織にお願いしようと考えております。それで、現在あるホームペー
ジ制作委員会を同管理委員会に名称を変えたいと考えております。
・健康一口メモ
2009年3月から掲載を致しておりますララ先生の健康に関する記事を今月も先
生のご厚意で転載いたします。
ララ先生の健康レシピ
はり施術師のララ先生が実際に体験した健康に関するレポートをお届けします。
本田鍼治療院 TEL096ー369ー6892
2009年10月25日 (日)塗り方のコツ
今日は久しぶりの雨となりましたが、ここ毎日のように乾燥注意報がでるほどに
空気が乾燥していました。
季節はまだ秋ですが、今のうちに乾燥肌の予防をしておくと、冬になってかゆみ
がでることが少なくなります。
みなさんは、どんなふうに塗り薬を塗っていますか?
皮膚病などの場合はお医者さんのアドバイスにしたがって塗りますが、保湿剤な
どの基本的な塗り方をご紹介しましょう。
□乾燥しているところに少しずつ薬をのせて、手のひらでスッと伸ばします。
これは塗り薬の場合も同じですが、すり込む必要はありません。
薬指を使って広げるのもGoodです。
皮膚のシワの方向に沿って塗れば皮膚への刺激を減らすことができます。
背中の場合、背骨と直角方向に塗ってください。
□水分をたっぷり含んだ入浴後や手を洗った後などに塗れば、保湿成分もしみこ
みやすく保湿効果が上がります。
肌が乾燥しているときに塗っても十分な効果は得られません。
また、先に手にとってから塗ると手の保湿に使われてしまいますのでご注意を。
入浴後は皮脂膜が取れて水分が逃げやすくなっています。
入浴後10分以内に塗るようにしましょうね。
この健康一口メモの内容ですが、どうか「こんな記事を載せて欲しい」「こん
な質問があるけど」など、私、才田までお寄せ下さい。電話096ー371ー1234
・今月の言葉
今月の言葉(09年11月)
11月から「今月の言葉」を紹介させて頂きます坂田と申します。
熊本市在住、42歳の自営業者です。
私などがこのような場で出筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、私が紹
介させて頂く「言葉」が、皆様の毎日・日常に少しでもプラスになればと思い筆
を取らせて頂きますので、よろしくお願い致します。
今月の言葉�
眼は澄んでいなければならぬ
川は流れていなければならぬ
頭は冷えていなくてはならぬ
心は燃えていなくてはならぬ
この言葉は、私が「縁」あって才田先生と知り合い、意気投合して初めて一緒に
飲みに連れて行って頂いた際(平成20年の春先に)に、その居酒屋さんの壁に大
きく立派な額縁(縦60センチ:横1メートルくらいでした)に入れて飾ってあっ
た言葉です。
そしてその4行の言葉に添えて、眼が生き生きとしたカレイ?(ヒラメだったかも知れません)の水彩画が添えて描かれており、とても「活き活き」とした、まさに語りかけてくる詩と画でした。
せっかちな私はお店のマスターと奥様に即、「これはどなたの作品ですか?」と尋ねましたら、「開店の際に頂いたものなので分かりません」とのご回答でした。
その後、半年くらいして、この詩の作者は熊本県荒尾市出身の「仏教詩人」、坂村眞民(さかむら しんみん)さんであることが分かりました。
坂村眞民さんがこの詩を書かれたのは昭和40年頃らしいのですが、当時の日本経済は「朝鮮(戦争)特需」によって敗戦から立ち直り、昭和30年代中盤にはときの首相池田勇人氏が「所得倍増計画」を掲げ、「ベトナム(戦争)特需」も重なって大躍進し、戦後長く続くこととなる「1億総中流社会」の基礎を作り上げました。そして結果として日本はアメリカに次ぐ世界第二位の経済大国となりました。
しかし経済的には豊かになっても、冒頭の坂村眞民さんの詩にあるような凛とした「日本人」は少なくなり、政治家から官僚、一般国民の大多数が「拝金主義」ともいえる思考にとらわれすぎて、一番大事なものを失ったような気がしてなりません。
なかなか坂村眞民さんの「境地」には届かないまでも、そういう気構えでありたいものです。
今月の言葉いかがでしたか。
それでは今月号はこれで終わります。
皆様これから季節は冬に向かいます。御身ご自愛下さい。