2010年1月19日(火)午後10時
手を相手のお腹に乗せて鍼をすることを先日書いた。その時間と人が次第に増
えている。あと数ヶ月もすると、お腹に普通に手を置いて鍼の治療ができるようになりそう
である。
さて、今日は珍しく「クローズアップ現代」という番組のテレビをつけて鍼治療をした。話は一昨日に溯る。
それは、一昨日出かける寸前に起きた。ボチャンボチャンと2度、水に物
が落ちる音がした。お手洗いの中で私は要を足し終わって立ち上がろうとした時
であった。
慌てて手を水に入れた。携帯電話と自宅の電話の子機とであった。
それを取り上げて廊下で先ずしっかり振った。半分以上諦めてはいるのだが、気
持ちとしては振って水を飛ばしてみたい。私だって汚いとは思うことは思った。
しかし、数百CCのあの液体は、約10Lの水で流されている。汚いのは気持ちだけだろうとチラッと考えて、気にしないことにしてしまった。しかし、一番気になったのは、またこの携帯は使えるかな、やはりだめかなということであった。
暫く振っているとちょっとはそれはしゃべった。私は勢いついて再びしっかり
携帯を振った。また何も言わなくなった。私は諦めた。そしてでかける準備を終
えて玄関に下りた。するとまた携帯がしゃべった。私は家人に携帯を暖かな物の
上に乗せるように頼んだ。
外出から帰って携帯を見たが、何にも言わない。
もう水に落としたのは3度目である。
私は家人に敗北を認めて、4万円払うから、後は家から払うように頼んだ。家
人はあきれてしまってあまり怒らなかった。この携帯が働かないと、予定をこな
すことができず、手足の訓練もできなくて私が困ることを知っている家人は携帯
の店に行ってくれた。
私はガッカリしていたが、店から帰ってきた家人から携帯を受け取り触ってみ
た。そしたらなんと、テレビが入る。私はそれを知ってとたんに元気になった。
それからは、お手洗いに行くときも、手の訓練をする時もテレビを利用するよ
うになった。また落としてはいけないので、今度は頚からかけるストラップを買
ってきてもらって、安心して楽しんでいる。
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