送別会
2010年1月23日(土)午後10時
明日は近くのお店で、私の家で仕事を手伝ってくれた人の送別会をするつも
りである。
ありがたいことに、鍼の学校の先生がその学校の行事ではなかったのに、私の
治療室に受け持ちの生徒さんを見学に連れて来ていただいたことから、この送別会の話は始まる。
この送別会の彼女に対するその時の私の第一印象は、センスがよい、しかし
おとなし過ぎる女性ということであった。
しかし我慢強い彼女は次第に仕事を覚えていった。現在はどんな仕事も引
き受けてくれる、家では大切な働き手である。おとなしい彼女はいろいろと苦労し
て仕事を覚えたのであるが、最も大変だったのは私の3ヶ月に及ぶ入院の時の治
療室の留守番ではなかったろうか。
それにも負けずに彼女はそれを見事に乗り切った。その中でも私が助かった
のは、彼女が私の病室を訪ねてくれたことであった。仕事が好きで、その話
をするのが私の元気の種になると思い、彼女はほとんど毎週のように来てくれ
て、治療室の患者さんの話をしてくれた。
後は、一人で仕事を始める彼女が、確実な歩みを続けることを祈るばかりであ
る。
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