送別会
明日は、近くのお店で、私の家の仕事を手伝ってくれた人の送別会をするつも
りである。
これは少し前に書いた文の出だしである。
私の治療院を離れていく人のことである。
今回は来月から仕事を職員として手伝ってくれる人のことを書きたい。本人に
了解をいただいていないので、仮名にしたい。朝野さんがその仮名である。
朝野さんは、私の所に一昨年3ヶ月研修に来て、昨年も2回目の研修に来た。
昨年のことであったが、研修に来ていた彼女が私に言った。
「私もここで働かせてください」
私は答えた。
「北山先生(仮名)が辞める来年の春までは、家には私が病み上がりのために
給料を一人分しか払えない。それで来年の春からなら家に来てもらってもいいで
す。」
「母と相談してお答えします」と彼女
翌日の彼女の答えはこうであった。
「来年の春までは研修生としてここに伺って、来春からは職員として手伝わせ
ていただいてもいいと母が申しました」
その、来年の春が来た。北山先生は辞めた後自宅で開業するのだが、準備のた
めに、2ヶ月早く辞めたいということだったので、今月末で辞めることになり、
朝野さんが2月からくることになった。
朝野さんは明るくて人なつこい。家には彼女の自宅から30分ぐらいかかって
歩いてくる。早く仕事を覚えたら開業したいと言う。そんな気持ちを持っている
彼女はやる気いっぱいである。
彼女は3年ぐらいすると、おそらくいろんな手伝いができるだろう。
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